お店紹介のコーナー

  1. 「プーの森」はどうして生まれたのか?
    もともとは、絵本屋をやりたくて始めた店です。ハンディキャップを持つ子どもの仕事をしていて、子どもから目を離したくはないけどもう少し距離を持ちたいと感じたとき、絵本屋をやろうと思いついたのです。私にとって、本は生きる力、元気になる素、そんなエネルギーを秘めたものです。だからそれを多くの人と分かち合いたくて「お店」を始めたのでした。
     絵本って、子どもと大人とが体験を共有できる数少ないもののひとつだと思うのです。優れた絵本はそれだけでまるごとひとつの世界をつくっています。絵本を一緒に読むことは、その世界を一緒に旅することなのです。共有体験があれば、言葉も感覚も通じやすいし、わかり合うのもたやすくなるはず。関係をつないでいくときのベースになっていくのではないか、ということを考えていました。だから、子どもと大人が一緒に楽しめる絵本を紹介するのは、子育て中の女性を応援することにもなる、と考えたのです。今でも「本の力」って信じています。でも、結局は本が好きだし楽しいから、本のことをおしゃべりするのですけど。
     
    ですから、店先で絵本のこと、児童文学のこと、ファンタジーのこと、果てはSFやミステリーまで、ちょっとはなを向けられるとたちまちおしゃべりが始まります。それがこうじて始めたのが、『児童文学を勝手に読む会』です。これはその会のテーマの本を読んできて、感じたことをおしゃべりする会です。今は毎月第3水曜日の夜にやっています。とにかく、わたしがおしゃべりしたくて始めたものですから、言いたい放題の会です。どなたでも気軽に参加してくださると嬉しいです。
     
     子どもと女性をサポートしたい、そんな思いも込めて店をしていますので、他にもプーの森の中のスペースでいろいろな会をしています。たとえば毎週土曜日の午前には『わらべうた音楽教室』をしています。これは0〜3才とその保護者が、わらべうたで遊びながらゆったりと過ごしてもらおうというものです。土曜日なのでお父さんの参加も結構あって楽しいです。この他、大人が絵本を楽しみ学ぶ『みどりの絵本の会』、小さい人向けに絵本を読む『絵本とお話の会』などをしています。店頭でも、子育てのことに限らず、子どもと女を取り巻くことで私にわかることならなんでも伺いますし情報提供いたしますので、声をかけてみて下さい。
     
     今、子どもや子育てに関して言われている問題、それは結局子どもに関わる大人自身の余裕の問題だと思っています。どうしたらその「余裕」をもてるか。それは社会全体の問題であると同時に、私自身の問題でもあると思います。だから、プーの森が「余裕」への一歩になれればいいなぁと思っています。ほっと一息ついて、次へのステップへ。天然酵母のパンや自然な食品を並べているのも、体や環境にやさしいせっけんや化粧水を売るのも、子どもが自由に遊べるおもちゃのコーナーがあるのも、絵本を読むのも、それもこれもそんな思いからのことなのです。
     プーの森がそこに来る人が憩い、その恵みを持ち帰り、後の人のためにちょっと手を入れていく、そうやって続いていく豊かな森でありたいと願っています。                                           −ひつじ
     
  2. お店の場所:東京のJR三鷹駅の南口を出て、徒歩5分 →→→三鷹市中央通りタウンプラザ1階
        
  

営業時間:平日 午前11時〜午後7時
   日曜・祝日 午前12時〜午後7時
      定休日 火曜日
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3ー30−12−104
                   中央通りタウンプラザ1F
   tel&fax 0422-42-5333

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